研究課題/領域番号 |
24590332
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 昭和薬科大学 |
研究代表者 |
水谷 顕洋 昭和薬科大学, 薬学部, 教授 (30242861)
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連携研究者 |
関 常司 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (30206619)
河合 克宏 独立行政法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 研究員 (00553653)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | IRBIT / multiple phosphorylation / IP3R / NBCe1 / 多重リン酸化 / 神経伝達 / 神経可塑性 / トリパータイトシナプス / 細胞内Ca2+シグナル / 細胞内pH / グリア細胞 |
研究成果の概要 |
我々がその存在を予想していたIRBITを介した細胞内HCO3-濃度(細胞内pH)と細胞内Ca2+動態との連関した調節機構が、生体内、特に中枢神経系シナプス周囲を被覆するグリア細胞の突起部分で働いている可能性が示唆された。IP3受容体に高親和性に結合するHP-IRBITのリン酸化を担う酵素とそのリン酸化部位は同定できたが、IP3受容体に高親和性を示す真のHP-IRBITには、未だ同定されていない修飾反応の存在が示唆された。今後は、IRBITのグリア細胞における細胞内pHと細胞内Ca2+の連関的制御機構が、シナプス伝達、及び脳機能にどういう役割を果たしているかを、明らかにして行きたい。
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