研究課題
基盤研究(C)
新規リゾホスホリパーゼであるiPLA2θは、リン脂質の主要構成成分であるホスファチジルコリンを分解して遊離コリンを取り出す代謝経路に必要不可欠な酵素であることを見出した。この経路が遮断された遺伝子改変マウスでは、肝臓で内因性にコリンを取り出すことができなくなり、その結果コリンが代謝されて生じるメチル供与体であるベタインやS-アデノシルメチオニンなども不足し、脂質や糖などのエネルギー代謝が正常に保てなくなることが判明した。
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Cell Metab
巻: 19
http://www.igakuken.or.jp/lipid/index_japanese.html