研究課題/領域番号 |
24590473
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
岡野 聡 山形大学, 医学部, 助教 (60300860)
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研究分担者 |
中島 修 山形大学, 医学部, 教授 (80312841)
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連携研究者 |
安井 明 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (60191110)
早坂 清 山形大学, 医学部, 名誉教授 (20142961)
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研究協力者 |
五十嵐 雅彦 山形市立病院済生館, 糖尿病内分泌内科, 科長
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 膵β細胞 / mCRY1亜鉛結合部位 (Cys414残基) / 脱分化 / 細胞老化 / ヘッジホッグシグナル伝達経路 / 分化転換 / 視交叉上核(SCN) / 給餌同調振動体(FEO) / 膵α細胞 / ヘッジホッグ / 膵島 / 体内時計 / サーカディアンリズム / インスリン分泌 / SASP / 糖尿病 / 生物時計 / 時計遺伝子 / 概日リズム / MODY / インスリン |
研究成果の概要 |
変異型mCRY1(Cys414[亜鉛配位部位]をAlaに置換)Tgマウスが示すインスリン分泌不全型糖尿病の発症機序を目的とし、4週齢マウスの単離膵島を用いたDNA マイクロアレイ解析を行った。Tgマウスでは、増殖抑制に働くCDK インヒビター、サイトカイン、ケモカインを含む各種分泌因子の増加を示すことを見いだした。老化細胞に特徴的なSASPと類似の発現パターンを示すこの結果から、Tgマウスの膵β細胞は細胞老化様の状態へと変化し、増殖を低下させることがβ細胞消失の原因であることが示唆された。加えて、膵β細胞の脱分化も、Tgマウス膵β細胞消失の重要な要因であることを明らかにした。
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