研究課題/領域番号 |
24590482
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
河口 直正 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70224748)
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研究分担者 |
森 誠司 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (90467506)
濱田 吉之輔 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (10362683)
松浦 成昭 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70190402)
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連携研究者 |
宮川 繁 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (70544237)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 再生医学 / 再生医療 |
研究成果の概要 |
本研究は、組織メタロプロテアーゼ阻害物質(TIMP)を用いて心不全心に存在する線維芽細胞を収縮能を持つ筋肉細胞の一つである筋線維芽細胞に分化させ、心不全心に筋肉細胞を増加させることにより心機能を改善させる新しい治療法の開発を目的とした。TIMPは線維芽細胞の筋線維芽細胞への分化を増強させ、さらに伸展刺激による心筋細胞の肥大を有意に抑制した。TIMP徐放コラーゲンゲルを虚血性心筋症モデルラットの心臓に貼付し検討した結果、心機能の改善、筋線維芽細胞の増加、心筋リモデリング抑制作用が認められた。以上よりTIMPによる治療は、重症心不全に対する移植細胞を用いない新しい治療法となることが示された。
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