研究課題/領域番号 |
24590490
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
望月 早月 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (80365428)
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連携研究者 |
岡田 保典 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (00115221)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ADAM / 分子標的 / 肺癌 / 癌転移 / 分子標的治療 / VWF / 癌細胞増殖 / ヒト型抗体 |
研究成果の概要 |
ADAM28 (a disintegrin and metalloproteinase 28)は癌細胞の増殖・転移に重要な役割を果たしている。本研究では、肺癌治療を目指してヒト型抗ADAM28抗体(211-14)を開発した。211-14抗体は、ADAM28高発現ヒト肺腺癌細胞株(PC-9)の細胞増殖を濃度依存的に抑制した。また、PC-9 ffLuc-cp156細胞をマウスの尾静脈内注入3週後に抗体治療を開始した実験では、肺内腫瘍増殖と全身転移の有意な遅延がみられ、平均生存期間も11週延長した。ヒト型抗ADAM28抗体211-14は、ヒト肺癌の分子標的治療薬剤として応用できる可能性が期待される。
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