研究課題/領域番号 |
24590496
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 千葉県がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
下里 修 千葉県がんセンター(研究所), 研究所・発がん研究グループ, 上席研究員 (30344063)
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研究分担者 |
上條 岳彦 埼玉県立がんセンター(臨床腫瘍研究所), 臨床腫瘍研究所, 所長 (90262708)
早田 浩明 千葉県がんセンター(研究所), 医療局・消化器外科, 主任医長 (90261940)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 大腸がん / 癌性幹細胞 / スフェア形成 / 治療抵抗性 / CD133 |
研究成果の概要 |
近年の研究から、様々な臓器に由来する悪性腫瘍において「癌幹細胞」と呼ばれる細胞亜集団が存在し、発がんや治療抵抗性への関与が強く示唆されている。本研究では、癌性幹細胞のモデルである浮遊性細胞塊 (スフェア) を大腸がん由来細胞から誘導し、当該細胞が抗がん剤耐性を獲得する分子機序の解明を試みた。 ヒト大腸がん由来スフェア細胞は、イリノテカンや5-フルオロウラシルなどの薬剤に対して耐性を示した。この機序として、ABCB1の発現誘導が主要な要因であることが判明した。この発現誘導にはエピジェネティック的な制御機構が寄与しており、その一部としてヒストン脱メチル化酵素JHDM1Bの関与が明らかになった。
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