研究課題
基盤研究(C)
我々は天然リポペプチドの菌由来ペプチド配列を機能配列へ置換することにより、付加機能を持つTLR2リガンドを人工設計するアジュバント・エンジニアリング戦略を展開してきた。この戦略において、樹状細胞の効率的な活性化と他の免疫細胞応答の低減を目的に、樹状細胞標的化リポペプチド・h11cを人工設計した。h11cは既知の人工リポペプチドP2C-SK4よりも低用量で抗がん効果を示し、ワクチン投与部位に誘発される皮膚炎症を回避した。h11cは人工設計によって有効性の向上と副作用の回避を実現した理想的アジュバントであり、抗がん免疫アジュバントの実用化候補として期待される。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 1件) 備考 (3件) 産業財産権 (3件) (うち外国 1件)
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