パーキンソン病の自動車運転能力を正しく評価し療養者と社会の安全を守る研究

• 研究課題/領域番号: 24590606
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 医療社会学
• 研究機関: 三重大学
• 研究代表者: 成田 有吾 三重大学, 医学部, 教授 (50242954)
• 研究協力者: 田村 麻子 ; 加藤 奈津子
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: パーキンソン病 / 高次脳機能 / 自動車運転 / 運転能力 / シミュレーション / 評価方法

研究成果の概要

パーキンソン病（PD）患者は統一パーキンソン病評価尺度スコアでは十分に運転能力評価できない．運転適性を判断する指標を得るため，運転を継続しているPD患者を対象とし，患者の配偶者を健常対照として，高次脳機能：Benton視覚記銘試験，trail making test parts A & B等，また，運転能力：CRT運転適性検査機器，およびシミュレーション装置で比較検討した．シミュレーション画面を実際の運転場面と見なして，Agnelli A提示の評価も加えた．運転継続中のPD患者に，Benton視覚記銘試験での異常があれば，シミュレーションと撮影記録により自動車運転適性を判断できる可能性がある．

研究成果

• [学会発表] パーキンソン病における高次脳機能と運転能力の検討 (2015)
  • 著者名/発表者名: 加藤奈津子， 田村麻子， 冨本秀和， 成田有吾
  • 学会等名: 第56回日本神経学会学術大会
  • 発表場所: 新潟市 朱鷺メッセ（新潟コンベンションセンター）
  • 年月日: 2015-05-20 – 2015-05-23
• [図書] 筋萎縮性側索硬化症 診療ガイドライン 2013. (2013)
  • 著者名/発表者名: 成田有吾
  • 総ページ数: 2
  • 出版者: 南江堂
• [図書] アクチュアル 脳・神経疾患の臨床 すべてがわかるALS・運動ニューロン疾患 (2013)
  • 著者名/発表者名: 成田有吾
  • 総ページ数: 9
  • 出版者: 中山書店
• [図書] 認知症ハンドブック (2013)
  • 著者名/発表者名: 成田有吾
  • 総ページ数: 2
  • 出版者: 医学書院