研究課題/領域番号 |
24590610
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
大澤 佳代 神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (50324942)
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研究分担者 |
吉田 弘之 神戸大学, 医学部附属病院, 感染制御部 (40626248)
白川 利朗 神戸大学, 大学院保健学研究科, 教授 (70335446)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 細菌 / 抗菌薬 / 薬剤耐性 / 分子疫学 / メタロβラクタマーゼ / 基質特異性拡張型βラクタマーゼ / βラクタマーゼ / ホッジテスト / シークエンスタイピング / パルスフィールドゲル電気泳動法 |
研究成果の概要 |
βラクタマーゼは細菌が産生する酵素であり、βラクタム剤の効果をなくすため、細菌感染治療を困難にする危険性がある。本研究ではβラクタマーゼの一つで、治療の切り札であるカルバペネム耐性をもつメタロβラクタマーゼ(MBL)産生腸内細菌に着目した。腸内細菌のうち、サルモネラ200株、大腸菌74株、カルバペネム耐性が疑われる腸内細菌35株を集め、これらの薬剤感受性試験やβラクタマーゼ関連遺伝子の検出、疫学的調査を行った。サルモネラ2株と大腸菌72株から基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)産生性、カルバペネム耐性が疑われる腸内細菌では17株からMBL産生性が検出され、日本での蔓延が危惧される。
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