研究課題/領域番号 |
24590670
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 京都薬科大学 |
研究代表者 |
勝見 英正 京都薬科大学, 薬学部, 助教 (30434666)
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研究分担者 |
山本 昌 京都薬科大学, 薬学部, 教授 (00166779)
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研究協力者 |
草森 浩輔
堺 香輔
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 薬学 / 薬剤学 / 薬物送達システム / ナノ粒子 / 白金 / 活性酸素 / 肝転移 / 肝疾患 |
研究成果の概要 |
本研究では、転移性肝癌の進展及び病態に活性酸素種が深く関与している点に着目し、触媒反応を利用して様々な種類の活性酸素種を持続的に消去可能な白金ナノ粒子を用いることで転移性肝癌が効率よく抑制可能であることを示した。すなわち、活性酸素消去能に優れる白金ナノ粒子を開発することに成功し、マウスにおけるその肝臓選択的な体内動態、肝転移抑制効果ならびに安全性を明らかにした。また、白金ナノ粒子による肝転移抑制効果には活性酸素消去による接着因子の抑制が一部関与している可能性が示された。以上のように転移性肝癌治療における白金ナノ粒子の有用性を明らかにした。
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