研究課題/領域番号 |
24590766
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 明治薬科大学 |
研究代表者 |
小笠原 裕樹 明治薬科大学, 薬学部, 教授 (20231219)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 多層カーボンナノチューブ / 中皮種細胞 / DNA損傷 / 脂質過酸化 / 修復酵素 / 暴露指標 / カーボンナノチューブ / 遷移金属 / 酸化ストレスマーカー / 抗酸化酵素 / ナノマテリアル / 胸膜中皮細胞 / 酸化ストレス |
研究成果の概要 |
本研究において、MeT-5A細胞を用いて脂質過酸化物及びアルデヒドの生成を調べた。その結果、TBA値の有意な増加が見出され、過酸化脂質修飾DNA付加体の生成が推定された。脂質過酸化の亢進から、スーパーオキサイド消去酵素であるSOD活性の変化を調べたところ、CNT暴露においてSOD活性が有意に減少した。従って、その減少により細胞内過酸化が進み、遺伝子や蛋白質の酸化が起こり増殖が抑制される可能性も考えられた。また、修復酵素XRCC-1はCNT曝露においてタンパク質で2時間後に、mRNAで1~2時間後において有意に発現が上昇した。この事から早い時点でDNA損傷修復系が活性化していることが予想された。
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