研究課題/領域番号 |
24590772
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
大藪 貴子 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 講師 (20320369)
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研究分担者 |
明星 敏彦 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 教授 (00209959)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ナノ粒子 / 有害性評価 / 表面官能基 / 気管内注入試験 / 貪食能試験 / ナノ粒子の生体影響 / 表面官能基による生体影響の差 / 病理組織変化 / 表面官能基の生体影響 / BALF中の炎症細胞 / 肺胞マクロファージ / 貪食 |
研究成果の概要 |
ナノサイズ粒子の吸入による肺有害性において、その粒子の表面の化学的因子の影響を検討するため、表面官能基の異なる3種(なし、NH2、COOH)のナノ粒子を用いて、①肺胞マクロファージによる貪食試験(in vitro試験)および②ラットに対して気管内注入試験(in vivo試験)を行った。 その結果、in vitro試験では、表面にCOOH基を持つ粒子が最も貪食された。In vivo試験では、注入後最大12か月後まで経時的に、BALF中の炎症細胞数や病理組織変化などの評価を行った結果、3群ともその反応は注入後比較的早い時期におさまっていた。粒子間では、表面官能基なしの群が最も大きな反応を示した。
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