研究課題/領域番号 |
24590780
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 しづ子 東北大学, 歯学研究科(研究院), 助教 (60225274)
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研究分担者 |
庄司 憲明 東北大学, 大学病院, 講師 (70250800)
笹野 高嗣 東北大学, 大学院歯学研究科, 教授 (10125560)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 口腔乾燥症 / 小唾液腺分泌唾液 / 高齢者 / 震災ストレス / 東日本大震災 / 栄養不良 / 小唾液腺 / 口腔乾燥感 / 味覚異常感 / 食欲不振 / 体調不良 / 10品目食品摂取 / 小唾液腺分泌量測定 |
研究成果の概要 |
小唾液腺唾液分泌量が高齢者口腔乾燥の重要な鍵であることを解明するために、開発した小唾液腺分泌量測定法であるヨードデンプン濾紙法を用いて、口腔乾燥症患者と健常者の下唇小唾液腺唾液分泌量を比較した。さらに両群の総唾液分泌量を比較した。その結果、患者群では小唾液腺分泌量、総唾液分泌量ともに減少していたが、両者の間に相関はなく総唾液分泌量よりも小唾液腺分泌量は有意に著しく減少していた。 また、震災3年後も、高齢者口腔乾燥患者には心理的ストレスが持続し、総唾液分泌量は正常に戻りながら小唾液分泌量低下が確認された。さらに、高齢者口腔乾燥者には、健常者よりも栄養不良、食欲不振、体調不良が有意にみられた。
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