研究課題
基盤研究(C)
STnは正常細胞には発現せず胃癌など様々な癌腫で強く発現し、癌の浸潤や転移とも強く相関すると報告されている. STnの生成はST6GalNAcⅠによって行われる. そこで、ST6GalNacⅠに着目しこれを標的とする胃癌の抗転移治療を開発するため、ST6GalNacⅠの発現をsiRNAで抑制し、転移関連遺伝子の網羅的な解析を行うとともに、その増殖能、遊走能、浸潤能を検討し、マウスの胃癌細胞腹膜播種モデルを用いた転移抑制効果を検討したところ、ST6GalNAcⅠは転移性胃癌に対する有望な治療標的となる可能性を明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件)
Gastric Cancer
巻: 23 号: 1 ページ: 85-97
10.1007/s10120-014-0454-z
40020700032
PLoS One
巻: 7(7) 号: 7 ページ: e39545-e39545
10.1371/journal.pone.0039545