研究課題
基盤研究(C)
本研究は申請者がこれまで見出してきた「腸管組織の恒常性維持に必須の免疫調節機構は、上皮細胞と粘膜内リンパ球間における連鎖・協調によって制御される」という独自の概念や知見を基盤として、腸管上皮細胞とリンパ球とのクロストーク、およびそれによる粘膜内のサイトカイン分泌など免疫学的変動につて着目した。その結果、当該研究期間に得られた成果からCD66aの特異的シグナルがT細胞機能を変調させる事実が暗示された。すなわちこの分子によるT細胞受容体(TCR)シグナル調節の分子メカニズム、さらに恒常的な腸管粘膜の細胞間クロストークを介した免疫調節メカニズムの存在が示唆された。
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