研究課題/領域番号 |
24590962
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
松田 康伸 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (40334669)
|
研究分担者 |
若井 俊文 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50372470)
高村 昌昭 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (20422602)
山際 訓 新潟大学, 医歯学系, 助教 (10419327)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 肝がん / ソラフェニブ / 分子標的薬 / 薬剤耐性 / TGF-beta / sorafenib / hepatocellular carcinoma / drug resistance |
研究成果の概要 |
ソラフェニブ (sorafenib)は、進行性肝がんに対する分子標的薬である。肝癌細胞株にサイトカインとsorafenibを同時処理して検討した結果、TGF-betaが強い耐性因子であることを見いだした。数十種の現行医薬を検討した結果、抗てんかん薬valproic acidとsorafenibを併用して投与した場合においてのみ、ソラフェニブの作用が10-25倍に増強されることを見いだした。以上の実験結果から、TGF-betaはsorafenibの耐性因子であり、valproic acidを併用すれば薬剤耐性を克服できるものと思われた。
|