研究課題/領域番号 |
24590967
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
岩佐 元雄 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80378299)
|
研究分担者 |
GABAZZA Esteban 三重大学, 医学系研究科, 教授 (00293770)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | アルコール性肝障害 / プロテインS / NKT細胞 / TAFI / 肝線維化 / 凝固線溶系 |
研究成果の概要 |
アルコール性肝障害は、エタノール自体による肝毒性のみではなく、免疫異常が発症要因となっている。NKT細胞はCD1dを認識する免疫細胞であるが、アルコール性肝障害の病態形成への関与も推定されている。一方、プロテインSは肝で産生されるビタミンK依存性蛋白であるが、凝固阻害の他、アポトーシス抑制作用が注目されている。 今回、臨床的・基礎的研究を施行し、急性アルコール性肝障害では、プロテインSの産生亢進、エタノールによる肝細胞のCD1d発現亢進、過剰なプロテインSによるNKT細胞のアポトーシス抑制が相互に作用し病態を形成し、プロテインSの制御がアルコール性肝障害の治療ターゲットとなり得ることを見出した。
|