研究課題/領域番号 |
24590995
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
今 一義 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30398672)
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研究分担者 |
池嶋 健一 順天堂大学, 医学部, 准教授 (20317382)
川上 恭司郎 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 研究員 (90589227)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | エピジェネティクス / NASH / 肝癌 / 化学シャペロン / トランス脂肪酸 / 小胞体ストレス / NAFLD / 肝細胞がん / カルニチン / 酸化ストレス / 肝細胞癌 / 肝線維化 / 脂肪肝 / 非アルコール脂肪肝炎 / 高脂肪食 / 食事療法 / 運動療法 / 遊離脂肪酸 |
研究成果の概要 |
脂肪性肝炎の新規治療法を模索するため、脂肪性肝炎マウスの病態進展過程においてエピジェネティックな変化が果たす役割を、特に小胞体ストレスとの関連に着目して解析した。 運動療法は肝組織内カルニチンプールを増加させ脂質代謝不全を改善させることによって、脂質制限食による脂肪性肝炎の改善効果を促進させる可能性を示した。また、小胞体ストレスの亢進が肝組織におけるエピジェネティックな変化を誘導し、肝線維化・肝発癌の進展過程に関与していることを見出した。そして、フェニル酪酸による抗小胞体ストレス療法が病態の改善に寄与することをvitro, vivoの系で示し、新規の治療ターゲットになり得ることを明らかにした。
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