研究課題
基盤研究(C)
維持透析患者847症例で血管障害イベント(脳血管障害、心血管障害、四肢虚血疾患)の新規発生および死亡をエンドポイントとして、血中S100A12タンパク質濃度がその寄与因子となるかを前向き観察した。観察2年目終了時点において①新規血管障害による死亡群の血中S100A12タンパク質濃度は非死亡群より有意に高値であること、②血中S100A12タンパク質濃度の中央値で症例を2分割すると、濃度高値群において低値群より血管障害による死亡数が有意に多く、生存率が低い事が明らかとなった。
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BMC Nephrol.
巻: 16 号: 1 ページ: 1-9
10.1186/1471-2369-14-16