研究課題/領域番号 |
24591101
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
|
研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
中村 泰浩 大阪市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 登録医 (50457991)
|
研究分担者 |
泉 康雄 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (10347495)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 慢性心不全 / 非薬物療法 / マイクロRNA / エクソソーム |
研究成果の概要 |
四肢の一過性虚血コンディショニング(RIC)が慢性心不全に対する新たな非薬物療法になりえるかどうかを検討した。ラット心筋梗塞モデルを作製し、梗塞4週間後よりRIC処置を毎日、4週間行った。RIC処置は両下肢に対し、乳児用止血バンドを用いて5分虚血および5分開放を5クール行った。非処置群に比べてRIC群では左室駆出率が有意に改善し、梗塞境界領域の線維化率も有意に抑制された。非処置群に比べてRIC群の血中エクソソームには線維化促進遺伝子を制御するマイクロRNA29の発現が増加しており、骨格筋由来のエクソソームが心保護作用を発揮したものと考えられた。RICは慢性心不全の非薬物療法となりえる。
|