研究課題
基盤研究(C)
我々はTh2 優位の免疫反応とリンパ増殖性疾患を自然発症するLATY136FKnock-inマウス(LATマウス)が、IgG4 関連疾患の動物モデルとなり得るかについて、その肺病変を検討した。肺の病理学的検討では、LATマウス4週目以降、気管支血管束周囲にリンパ増殖性疾患を発症することが明らかとなった。また肺の線維化は週齢に伴い進行し、著明な炎症細胞浸潤を認めた。気管支肺胞洗浄液でもリンパ球優位であり、ヒトのIgG4関連疾患類似の結果であった。これらの結果より、LATマウスはIgG4関連呼吸器疾患のモデルとなる可能性が示唆された。
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