研究課題/領域番号 |
24591160
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
中村 祐太郎 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (60436962)
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研究分担者 |
須田 隆文 浜松医科大学, 医学部, 教授 (30291397)
永田 年 浜松医科大学, 医学部, 教授 (90275024)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 結核 / 樹状細胞 / 細胞性免疫 / ワクチン / 結核症 |
研究成果の概要 |
我々は細胞性免疫誘導型樹状細胞ワクチンが,動物モデルの細胞内寄生菌感染症において極めて有望なワクチンとなることを最近報告した.今回は結核患者の血液を用いて細胞性免疫誘導型樹状細胞ワクチンが,強い細胞性免疫誘導をきたすことを明かにした.結核患者末梢血樹状細胞を通常型,または細胞性免疫誘導型に各種サイトカインにて誘導,結核抗原と共培養し免疫応答を比較した.その結果,細胞性免疫誘導型樹状細胞で通常型樹状細胞に比し有意にIL12p70の産生が亢進し,強い結核抗原特異的T細胞の誘導がなされていることを確認した.これらより結核患者において細胞性免疫誘導型樹状細胞は有望なワクチンとなる可能性が示唆された.
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