研究課題/領域番号 |
24591172
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
渡辺 正樹 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 特任助教 (90398298)
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研究分担者 |
井上 博雅 鹿児島大学, 医歯学域医学系・呼吸器内科学, 教授 (30264039)
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連携研究者 |
尾池 雄一 熊本大学, 大学院生命科学研究部・分子遺伝学分野 (90312321)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | アンジオポエチン様因子 / 間質性肺炎 / 肺線維症 / 急性肺傷害 / 新規脂質メディエーター / 脂質メディエーター / 間質性肺疾患 |
研究成果の概要 |
アンジオポエチン様因子2は、慢性炎症を制御する重要な因子であるが、肺での働きは知られていない。我々は間質性肺炎における役割を検討した。アンジオポエチン様因子2は、マウス間質性肺炎モデルにおいて発現が増強していた。アンジオポエチン様因子2遺伝子を欠損したマウスに間質性肺炎を誘導すると、正常マウスと比べて間質性肺炎は増悪した。また間質性肺炎患者では、健常者と比べて血清中のアンジオポエチン様因子2の濃度が著明に上昇していた。以上から、アンジオポエチン様因子2は間質性肺炎の病態を抑制する重要な因子であり、新たな治療の対象となり得る。
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