研究課題
基盤研究(C)
高齢化社会を背景として、加齢に伴う腎機能低下が問題となっている。しかし、加齢に伴うネフロンの減少、さまざまなストレスが加わった早期老化が腎構成細胞においてどのように進行し、ネフロンの減少が加速されるかは、不明な点が多い。我々はこれまでにSmad1が糸球体硬化の形成に中心的な役割を果たすことを示してきた。Smad1の下流因子で、細胞老化を制御するE12タンパクの結合分子が糸球体では不明であり、Y2Hによって新規結合分子Flashを得た。Flashは、非糖尿病条件下で、E12によって誘導される細胞老化促進因子p21waf1/cipの発現を抑制し、メサンギウム細胞の細胞老化の形質を抑止した。
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Diabetes
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http://yaplog.jp/tokudai_kidney/archive/33