研究課題/領域番号 |
24591228
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
伊藤 恭彦 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60402632)
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研究分担者 |
水野 正司 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 寄附講座准教授 (20303638)
鈴木 康弘 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 寄附座助教 (20584676)
武井 佳史 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (70362233)
松尾 清一 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70190410)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 腹膜透析 / VEGF-C / リンパ管 / VEGF-D / 線維化 / 除水不全 / VEGFR-3 / TGF-b / 腹膜透過性 / 腎間質障害 |
研究成果の概要 |
適切な体液量管理は、腹膜透析患者の良好な成績を得るために重要である。我々は、ヒト腹膜透析の排液、培養ヒト腹膜中皮細胞、ヒト腹膜組織、さらに腹膜線維化モデルを用いて腹膜透析におけるリンパ管の役割を検討した。今回の研究により、横隔膜を中心として線維化に伴いリンパ管新生が認められ、腹膜傷害時のリンパ管新生が普遍的現象であることを示した。そして、リンパ管新生にはTGF-b-VEGF-C pathwayを介する経路があり、リンパ管抑制によって除水量の改善が期待できることが明らかとした。さら横隔膜リンパ管新生において、VEGF-Dも重要な役割を果たしていることを明らかにした。
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