研究課題/領域番号 |
24591240
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
関口 嘉 順天堂大学, 医学部, 助教 (50599892)
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研究分担者 |
濱田 千江子 順天堂大学, 医学部, 准教授 (50291662)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 腹膜透析 / 細胞移植 / 組織再生 / 中皮細胞 / 腹膜線維化 / 腹膜線維症 / 被嚢性腹膜硬化症 / 腹膜傷害 |
研究成果の概要 |
クロールヘキシジンによる腹膜線維化ラットを作成し、このラットに通常腹膜組織の修復に中心的な役割を果たす中皮細胞を外部から腹腔内に移植する事で組織再生が促される事を確認する検討を行った。しかしながら、中皮細胞移植によってむしろ組織線維化が悪化し、組織の修復が遅延する結果であった。中皮細胞移植による再生阻害機序を検討した結果、移植された中皮細胞自体が傷害腹膜組織に存在する炎症生サイトカインや各種成長因子によってRAS/MAPK系が刺激されることで、形質転換を起こし線維芽細胞様の形質となり自らさらに炎症性サイトカインや線維化促進因子を合成分泌することで腹膜組織障害を悪化させることが明らかとなった。
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