研究課題/領域番号 |
24591279
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
朝倉 邦彦 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (50333159)
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研究分担者 |
武藤 多津郎 藤田保健衛生大学医学部, 脳神経内科学, 教授 (60190857)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | アクアポリン4 / 視神経脊髄炎 / 脂質ラフト / アストロサイト / 抗アクアポリン4抗体 / 補体 / 治療 |
研究成果の概要 |
視神経脊髄炎(NMO)患者血清中にaquaporin4(AQP4)に対する抗体が存在する。AQP4には2つのisoformが存在し、このAQP4の2つのisoformを同時に発現する系を作製した。この発現細胞では、AQP4の大部分は脂質ラフト画分に存在した。AQP4 発現細胞に、NMO-IgGと補体の添加で約60%の細胞に細胞死が認められたが、methyl-b-cyclodextrinやsimvastatinで前処置を行うと、細胞死が約20%に減少した。このことから、AQP4分子の脂質ラフトへの局在を減少させることにより抗AQP4抗体の作用を軽減させNMO病態を軽減させる可能性が示唆された。
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