研究課題
基盤研究(C)
シヌクレイノパチーである多系統萎縮症(MSA)の腸管ニューロンの病理変化を検討するため、MSA3例の剖検標本を用い、小腸の4 μm厚のスライスにおける核小体を有する腸管ニューロンにおいて、胞体面積と核の断面積を画像解析ソフト(cellSens ver. 1.6)にて解析した。MSAにおける筋層間神経叢の腸管ニューロンの計測結果は、胞体面積が115.9±4.8 μm2、核面積が50.0±1.6 μm2であり、 これらは年齢を合わせたコントロールと比して明らかに小さかった(P<0.0001)。粘膜下神経叢では有意な差は見られなかった。MSAの筋層間神経叢の腸管ニューロンは萎縮している可能性がある。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)
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