研究課題/領域番号 |
24591304
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
下 泰司 順天堂大学, 医学部, 准教授 (70286714)
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研究分担者 |
大山 彦光 順天堂大学, 医学部, 准教授 (00407256)
吉見 建二 順天堂大学, 医学部, 准教授 (40459136)
服部 信孝 順天堂大学, 医学部, 教授 (80218510)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | パーキンソン病 / 脳深部刺激療法 / 大脳基底核 / 視床下核 / 淡蒼球 / 線条体 / 介在ニューロン |
研究成果の概要 |
パーキンソン病(PD)における脳深部刺激療法(DBS)の治療効果発現機序を解明し,新たな治療方法を探ることを目的とした研究を行った.動物を用いて,脳深部刺激を行いながら,大脳基底核の神経細胞活動を記録した.視床下核を刺激した際には,線条体のアセチルコリン陽性神経細胞の活動抑制が生じ,この効果はドパミン受容体を阻害することによって消失した.淡蒼球刺激下でも同じように線条体神経細胞活動は抑制されたがドパミン受容体阻害ではこの効果は消失しなかった.以上より,DBS後はドパミン作動薬の減量が可能であり,また抗コリン剤の減量の可能性が示唆され,DBS後のPD治療における新規の知見が得られた.
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