ＦＳＰ２７による臓器間の脂肪分布変化がインスリン感受性を制御するメカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号	24591331
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	基金
応募区分	一般
研究分野	代謝学
研究機関	神戸大学
研究代表者	田守義和神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90379397)
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス	完了 (2014年度)
配分額 *注記	5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円) 2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円) 2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円) 2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード	脂肪細胞 / 肥満 / インスリン抵抗性 / 脂肪滴
研究成果の概要	FSP27は効率的な脂肪蓄積に極めて重要な因子であり、白色脂肪細胞におけるFSP27の発現量は同細胞における脂肪蓄積能を反映している。FSP27欠損マウスでは過剰な栄養が長期にわたり負荷された場合、脂肪組織や脂肪細胞のサイズは対照群よりも小さいが、脂肪肝や全身のインスリン抵抗性はかえって悪化する。これは脂肪細胞のサイズとは独立して、脂肪細胞における脂肪の蓄積能が肝臓への脂肪蓄積を制御することで全身のインスリン感受性の維持に重要であることを示唆している。

報告書

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