研究課題/領域番号 |
24591372
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内分泌学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
岡崎 具樹 帝京大学, 医学部, 教授 (60203973)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | PTH / 異所性ホルモン産生腫瘍 / 次世代シークエンス法 / マイクロアレイ / CYP24A1 / ATRX / 異所性ホルモン発現腫瘍 / エキソームシークエンシング / 副甲状腺 / ビタミンD / HIC1 / PTHrP / 組織特異的遺伝子発現 |
研究成果の概要 |
後腹膜腫瘍に高Ca血症を伴う一例の、腫瘍のPTH大量発現をRT-PCRおよび免疫組織法で確認した。PTH遺伝子配列に異常はなかったが、幾つかのPTH遺伝子転写因子群の発現量が変動していた。RNA-seqで、コピー数増減が、PTHがある11番染色体に集中し、さらにATRX遺伝子や転写共役遺伝子med1、USP24が発現消失しており、またCYP24A1mRNAの発現量が著増していた。まずCYP24A1蛋白が大過剰に発現され、その発現細胞内において活性化ビタミンD濃度が激減し、PTH mRNAの産生が著明に増強され、さらに腫瘍化刺激が重なって、異所性のPTH発現腫瘍形成が起こったと考えられた。
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