研究課題/領域番号 |
24591406
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
飯田 真介 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50295614)
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研究分担者 |
李 政樹 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (00567539)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 医療 / がん / 薬剤耐性 / リンパ腫 / 骨髄腫 / HDAC阻害剤 / 癌 / 薬剤反応性 |
研究成果の概要 |
ヒストン脱アセチル化酵素阻害薬 (HDACI)は、リンパ腫や骨髄腫に対して有効な薬剤である。HDACIに対する耐性化機序を明らかにするために、複数のvorinostat耐性株を樹立解析し、次のことを明らかにした。耐性株は汎HDAC活性の低下を認め、特にHDAC3発現低下が特徴的であった。shRNAによるHDAC3の発現抑制により親株のHDACI感受性の低下を認めた。HDAC3遺伝子の変異やプロモーターメチル化は認めなかった。すなわちHDACI耐性化にHDAC3の発現低下が関与していることを見いだした。HDAC3発現低下機序については、さらなる検討を進めている。
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