研究課題/領域番号 |
24591413
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
|
研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
小迫 知弘 福岡大学, 薬学部, 准教授 (40398300)
|
連携研究者 |
鈴木 孝禎 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (90372838)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | ATL / HTLV-1 / SIRT1 |
研究成果の概要 |
成人T細胞白血病(ATL)は、ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV-1)の長期潜伏後発症する。これまでにATL患者において長寿遺伝子であるSIRT1が高発現している知見を得ている。本研究では、ATLにおける新規SIRT1阻害剤によるアポトーシスの誘導効果を検討した。 我々が開発した新規SIRT1阻害剤は、白血病細胞株およびATL患者の細胞生存率を低下させた。更に、その細胞死にはアポトーシス及びオートファジーが関与することが明らかとなった。従って、新規SIRT1阻害剤は、ATLに対する有効な分子治療標的薬であり、ATLの予後を改善する治療法開発の基盤になると期待される。
|