研究課題
基盤研究(C)
NOD/SCID/JAK3 KOマウスの新生仔肝臓にヒト臍帯血造血幹細胞を移植したところ、ヒトCD4陽性T細胞の増加が認められた。HTLV-1感染細胞株MT2をヒト化マウスの腹腔内に移植したところ、肝臓、脾臓および骨髄においてHTLV-1感染細胞が存在すること、非感染マウスの脾臓では見られない細胞が多数存在することから、ATL幹細胞のニッチは脾臓に存在することを示唆された。また、本モデルマウスを用いて、HTLV-1感染細胞を標的とした新規HTLV-1候補薬剤の効果検証を行ったところ、末梢血におけるヒトリンパ球数の抑制、ウイルス量の抑制などの効果が検証でき、モデルマウスの有用性も示せた。
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Journal of Clinical Microbiology
巻: 53 号: 2 ページ: 587-596
10.1128/jcm.02254-14