研究課題
基盤研究(C)
伴性劣性重症複合型免疫不全症(X-SCID)に対する胎児造血幹細胞移植が欧米で実施され成功を収めている。しかし、X-SCIDと異なり移植細胞に増殖優位性のない他の疾患では、移植後の生着効率が低く、十分な治療効果が得られない。この問題に対し、本研究では、ヒツジ子宮内移植系を用いて、移植後の造血細胞の生着効率を向上できないか検討を行った。その結果、(1)ブスルファン投与による移植前処置、(2) 移植細胞におけるHoxB4遺伝子の一過性強制発現、(3)サイトカイン投与による移植後処置によって、移植後の造血細胞の生着効率の向上を示すことが出来た。
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