研究課題
基盤研究(C)
移植後肺合併症発症マウスモデルにおいて、AT1受容体拮抗剤投与群では、組織学的に有意に繊維化が軽減していることが判明した。しかし、マウス生存率ではAT1受容体拮抗剤投与群と非投与群間で有意な差を認めなかった。この原因として、ほとんどのマウスが重症GVHDを発症したためと考えられた。組織学的に、肺繊維化を軽減することが明らかとなり、GVHDをAT1受容体拮抗剤が抑えることはできないものの、移植後非感染性肺合併症の発症予防には有力な薬剤であることが示唆される結果を得た。現在、論文作成中である。
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International Jornal of Hematology
巻: 99 号: 2 ページ: 175-175
10.1007/s12185-013-1494-6