研究課題
基盤研究(C)
IL-6を標的とした生物学的製剤トシリズマブ(TCZ)(ヒト化抗IL-6抗体)が著効した関節リウマチ(RA)患者の、TCZ投与前後の末梢血CD4陽性ヘルパーT細胞の遺伝子発現を網羅的に解析した。治療前後で発現が有意に低下した、ARID5A、Helios、ならびにBcl-3に注目し解析した。その結果、ARID5AはTh17細胞分化の新規抑制分子であることが示され、その機序としてRORgtへの直接結合による阻害が示唆された。また、HeliosがFoxP3と協調して働き、抑制性T細胞の機能を増強することが示された。さらにBcl-3が濾胞性ヘルパーT細胞分化とRA病態に関わっていることが示された。
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