関節リウマチ骨破壊に果たすＴｈ１７細胞関連サイトカインの役割

• 研究課題/領域番号: 24591456
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 膠原病・アレルギー内科学
• 研究機関: 東海大学
• 研究代表者: 鈴木 康夫 東海大学, 医学部, 教授 (90129495)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円); 2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 関節リウマチ / 関節破壊 / 破骨細胞 / Th17細胞 / 包括的変動蛋白解析 / 炎症性骨破壊 / IL-17 family / 骨破壊 / Th-17細胞

研究成果の概要

RA炎症性骨破壊に果たすTh17細胞およびIL-17 familyの役割を明らかにする目的で、in vitroで滑膜細胞から破骨細胞に分化し骨吸収する過程におけるTh17細胞が産生するサイトカインやTh17細胞の分化・生存･増殖、活性化に必須なサイトカインの変動を多項目同時解析手法で解析し、変形性関節症（OA）滑膜細胞培養におけるサイトカインの変動と比較した。
その結果、RA滑膜炎組織では、IL-17 familyの直接作用ではなく，Th17細胞を誘導し，RANKL/RANK系を介して過剰な破骨細胞の形成が引き起こされている可能性が示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] 関節リウマチの診断と治療～Up-to-date～ (2015)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 雑誌名: 日本内科学会雑誌 巻: 104 ページ: 519-524
• [雑誌論文] Guidelines on the management and treatment of gulucocorticoid-induced osteoporosis of the Japanese Society for Bone and Mineral Research:2014 update (2014)
  • 著者名/発表者名: Yasuo Suzuki,Hajime Nawata,Satoshi Soen,Saeko Fujiwara,Hisanori Nakayama,Ikuko Tanaka,Takami Miki,Naomi Masunari,Yoshiya Tanaka
  • 雑誌名: J.Bone.Miner.Metab 巻: 32 ページ: 337-350
  • 査読あり
• [雑誌論文] 抗リウマチ薬(MTX)の使い方 (2014)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫、本田 桐、齋藤榮子
  • 雑誌名: Modern Physician 巻: 34 ページ: 905-910
• [雑誌論文] メトトレキサートの有害事象 (2014)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 雑誌名: 医学のあゆみ 巻: 25 ページ: 999-1004
• [雑誌論文] ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドライン改訂をめぐって (2014)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 雑誌名: CKINICAL CALCIUM 巻: 24 ページ: 105-112
• [雑誌論文] 抗リウマチ薬、特にメトトレキサート (2013)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 雑誌名: Medical Practice 巻: 30 ページ: 669-676
• [雑誌論文] 実地医家できをつける症状～各種治療薬による副作用～ (2013)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 雑誌名: 実験 治療 巻: 710 ページ: 18-22
• [雑誌論文] 生物学的製剤にMTXは併用すべきか？ (2013)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫 野木真一 若林孝幸
  • 雑誌名: リウマチ科 巻: 50 ページ: 8-17
• [雑誌論文] メトトレキサート (2013)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 雑誌名: リウマチ科 巻: 51 ページ: 16-23
  • NAID: 10030390142
• [雑誌論文] Exome sequencing identifies novel rheumatoid arthritis-susceptible variants in the BTNL2. (2013)
  • 著者名/発表者名: Mitsunaga S, Hosomichi K, Okudaira Y, Nakaoka H, Kunii N, Suzuki Y, Kuwana M, Sato S, Kaneko Y, Homma Y, Kashiwase K, Azuma F, Kulski JK, Inoue I, Inoko H.
  • 雑誌名: J Hum Genet. 巻: 58 号: 4 ページ: 210-215
  • DOI: 10.1038/jhg.2013.2
  • NAID: 10031169422
  • 査読あり
• [雑誌論文] MTX診療ガイドラインにおけるMTX使用方法 (2013)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 雑誌名: CLINICIAN 巻: Vol.60 No.616
• [雑誌論文] Associations between six classical HLA loci and rheumatoid arthritis: a comprehensive analysis (2012)
  • 著者名/発表者名: S. Mitsunaga, Y. Suzuki, M. Kuwana, S. Sato, Y. Kaneko, Y. Homma, A. Narita, K. Kashiwase, Y. Okudaira, I. Inoue, J. K. Kulski and H. Inoko
  • 雑誌名: Tissue Antigens 巻: Vol.80 号: 1 ページ: 16-25
  • DOI: 10.1111/j.1399-0039.2012.01872.x
  • 査読あり
• [雑誌論文] 抗リウマチ薬 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 雑誌名: 日本臨牀増刊号 医薬品副作用学（第2版） 巻: 70巻 増刊号6 ページ: 185-189
• [雑誌論文] メトトレキサート (2012)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 雑誌名: リウマチ科 巻: Vol.48 No.3 ページ: 253-259
  • NAID: 10030390142
• [雑誌論文] リウマチ性多発筋痛症 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 雑誌名: ドクターサロン 巻: Vol.56
• [学会発表] 関節リウマチの診断と治療- Up-to-date - (2014)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 平成26年度日本内科学会生涯教育講演会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2014-05-25
  • 招待講演
• [学会発表] 高用量時代におけるMTXの有効性と安全性-増量承認後の製造販売後調査結果をふまえて- (2014)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第58回日本リウマチ学会総会・学術集会 アニュアルコースレクチャー
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2014-04-27
  • 招待講演
• [学会発表] 抗リウマチ薬の副作用とその対策 (2014)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第58回日本リウマチ学会総会・学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2014-04-24 – 2014-04-26
  • 招待講演
• [学会発表] 関節リウマチ治療における低分子抗リウマチ薬の役割-イグラチモドの可能性- (2014)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第58回日本リウマチ学会総会・学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2014-04-24 – 2014-04-26
  • 招待講演
• [学会発表] 関節リウマチに関するメトトレキサート(MTX)治療－高用量時代を迎えて－ (2013)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第57回日本リウマチ学会総会・学術集会
  • 発表場所: 京都
  • 招待講演
• [学会発表] シンポジウム9 MTXの有効性と安全性 本邦におけるMTX治療の現状と今後の課題 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第56回日本リウマチ学会学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 招待講演
• [学会発表] 早期RAに対するブシラミン＋サラゾスルファピリジン併用と各単剤の12ヶ月多施設無作為化試験 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第56回日本リウマチ学会学術集会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] 関節リウマチ治療におけるタクロリムスの可能性 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第56回日本リウマチ学会学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 招待講演
• [学会発表] 関節リウマチ（RA)に対するMTXの使用法 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第56回日本リウマチ学会学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 招待講演
• [学会発表] メトトレキサート (MTX)をより安全に使用するために (2012)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第56回日本リウマチ学会学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 招待講演
• [学会発表] 関節リウマチ治療におけるメトトレキサートの安全性ーメトトレキサート診療ガイドラインからー (2012)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第85回日本整形外科学会学術集会
  • 発表場所: 京都
  • 招待講演
• [学会発表] 最新の関節リウマチ治療戦略とアンカードラッグであるMTXの適正使用 (2012)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第45回日本薬剤師会学術集会
  • 発表場所: 浜松
  • 招待講演
• [学会発表] 関節リウマチに対するMTXの適正使用
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第35回ひがし東京リウマチ研究会
  • 発表場所: 東京
  • 招待講演
• [学会発表] 増量承認後におけるMTXの適正使用
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 群馬リウマチアカデミー
  • 発表場所: 高崎
  • 招待講演
• [学会発表] 生物学製剤時代におけるDMARDs治療のあり方
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第25回中部リウマチ学会
  • 発表場所: 金沢
  • 招待講演
• [学会発表] MTX使用時の呼吸器合併症とその対策
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第47回リウマチカンファレンス
  • 発表場所: 川崎
  • 招待講演
• [学会発表] MTXをanchor drugとした関節リウマチの薬物療法
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: RA communication 2013
  • 発表場所: 津
  • 招待講演
• [学会発表] 関節リウマチ薬物治療：高用量時代におけるMTXの適正使用
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 日本リウマチ財団 東海・北陸地区教育研修会
  • 発表場所: 富山
  • 招待講演
• [学会発表] DMARDでのコントロールから見たRA
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 大阪リウマチカンファレンス第30回記念講演会
  • 発表場所: 大阪
  • 招待講演
• [学会発表] RAに対するMTXの適正投与－有効的かつ安全に使用するために－
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第21回新潟リウマチ医の会
  • 発表場所: 新潟
  • 招待講演
• [学会発表] 関節リウマチに対するMTXの適正投与－有効かつ安全に使用するために－
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第13回取手リウマチ懇話会
  • 発表場所: 取手
  • 招待講演
• [学会発表] MTXをanchor drugとしたRAの適正治療
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 第1回 RA FORUM in IZUMO
  • 発表場所: 島根県出雲
  • 招待講演
• [学会発表] 関節リウマチの診断ー新しい診断基準と鑑別診断-
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 小田原整形外科医会学術講演会
  • 発表場所: 小田原
  • 招待講演
• [学会発表] 関節リウマチに対するMTXの上手な使い方
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 沖縄リウマチ医の会
  • 発表場所: 那覇
  • 招待講演
• [学会発表] 関節リウマチの診断と治療ーUp-to-dateー
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 学会等名: 厚木内科春季学術大会
  • 発表場所: 厚木
  • 招待講演
• [図書] 治療薬NAVIシリーズVOL.1 関節リウマチ治療における生物学的製剤の選択と適正使用 (2014)
  • 著者名/発表者名: 鈴木康夫
  • 総ページ数: 150
  • 出版者: 日本医学出版
• [図書] 骨粗鬆症診療ハンドブック改訂5版(P368-379) (2012)
  • 著者名/発表者名: 中村利孝、松本俊夫、鈴木康夫他
  • 総ページ数: 391
  • 出版者: 医薬ジャーナル社