研究課題
基盤研究(C)
胎児胎盤の11βHSD2活性は胎児へのグルココルチコイド暴露を制御する作用があるが、これらが胎児発育に与える影響を検討した。胎盤11βHSD2活性として胎盤HSD11 B2遺伝子発現を用いた。また生直後のコルチゾン/コルチゾール代謝物の尿中比(尿F/E比)は胎盤HSD11 B2遺伝子発現との相関は認めず、胎児の11βHSD2活性を評価していると考えられた。胎盤HSD11 B2遺伝子発現はSGA児で有意に低く、出生体重のSDSと出生頭囲のSDSとそれぞれ正相関した。尿F/E比はSGA児で有意に高かったが、出生時体格との相関はなかった。これらの関係は女児において認めた。
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