研究課題/領域番号 |
24591603
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
太田 健一 香川大学, 医学部, 助教 (50403720)
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研究分担者 |
竹内 義喜 香川大学, 医学部, 教授 (20116619)
三木 崇範 香川大学, 医学部, 教授 (30274294)
鈴木 辰吾 香川大学, 医学部, 助教 (50451430)
割田 克彦 香川大学, 医学部, 助教 (40452669)
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連携研究者 |
日下 隆 香川大学, 医学部, 教授 (50274288)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 母子分離 / 神経回路網形成 / 海馬 / 樹状突起スパイン / 記憶・学習能 / BDNF / CaMKII / GluR1 / 学習障害 / 脳由来神経栄養因子 (BDNF) / 脳発達臨界期 / CaMKIIα / AMPA受容体 |
研究成果の概要 |
本研究では、長期的な母子分離が海馬CA1領域の神経回路網形成に影響を与え、海馬に関連した学習能の低下を引き起こす事が明らかとなった。また母子分離は脳発達早期においてシナプス形成に関る因子の発現動態を変化させた(BDNF-ERKシグナルの低下、CaMKIIを介したGluR1の過剰リン酸化)。これらの変化は一過性であるが、この時期は機能的シナプスが出来始める重要な時期である。従って母子分離は脳発達早期における海馬の正常な神経回路網形成を撹乱すること、更にそれは成熟後の学習能低下を引き起こす恒久的な影響であると考えられる。
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