研究課題/領域番号 |
24591700
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
本橋 伸高 山梨大学, 総合研究部, 教授 (30166342)
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連携研究者 |
北原 裕一 山梨大学, 総合研究部, 助教 (00436859)
藤井 友和 山梨大学, 総合研究部, 助教 (30456454)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 経頭蓋直流刺激 / 認知機能 / 脳刺激法 / 電気けいれん療法 / 背外側前頭前野 / 深部脳刺激 / うつ病 / 統合失調症 |
研究成果の概要 |
新たな脳刺激法として期待されている経頭蓋直流刺激(tDCS)の臨床応用の可能性を検討した。健常成人の左背外側前頭前野に反復性tDCSを与えたところ、視覚再認記憶検査の成績が向上した。信号検出理論に基づく解析により信号の正答率と信号とノイズの弁別能力が変化していたが、偽刺激と陽極刺激の差は明らかではなかった。急性のtDCSでは言語流暢性課題に変化がなかった。tDCSは安全性に問題ないものの、臨床応用するに際しては倫理的な問題を含めての検討がさらに必要である。また、既に臨床で用いられている脳刺激法である電気けいれん療法(ECT)の標準的な方法を提唱し、刺激量決定についての参考事項を報告した。
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