研究課題/領域番号 |
24591702
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
高橋 太郎 浜松医科大学, 医学部, 特任助教 (30402358)
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研究分担者 |
和久田 智靖 浜松医科大学, 精神医学講座, 助教 (80444355)
岩田 圭子 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教 (30415088)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 統合失調症 / ミクログリア / 周産期仮死 / 周産期仮死モデル / 産科合併症 / 胎生期感染モデル / poly I:C |
研究成果の概要 |
低酸素を伴う周産期合併症は統合失調症の疫学研究が示す発症危険因子である。一方この病の病態には、活性化,ミクログリアの関与が示唆されている。本研究では、統合失調症の動物モデルとして出生時低酸素曝露ラットを用い、統合失調症感受性遺伝子の脳内発現とミクログリア活性化について検討した。その結果、このモデルでは内側前頭前野においてニューレグリン遺伝子NRG1のmRNA発現が低下し、カテコールOメチル化酵素遺伝子COMTのmRNA発現は増加していることを見出した。しかしミクログリアの活性化に有意な変化はなかった。出生時低酸素曝露刺激が統合失調症発症リスクを高める機序については、更なる検討が必要である。
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