研究課題/領域番号 |
24591711
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
田中 稔久 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10294068)
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研究分担者 |
工藤 喬 大阪大学, 保健センター, 教授 (10273632)
森原 剛史 大阪大学, 医学(系)・研究科(研究院), 助教 (90403196)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | タウ蛋白 / リン酸化 / 認知症 |
研究成果の概要 |
前頭側頭型認知症FTDP-17の神経変性メカニズムは明らかにするために、変異型タウ蛋白と14-3-3蛋白との結合親和性を検討した。変異型タウとの結合親和性は亢進していたが、タウ蛋白はリン酸化されると両者は全て同定度にまで結合親和性は亢進した。次に、14-3-3蛋白を添加して重合をモニターしたところ、野生型タウに比べて変異型のタウは重合が促進されていたが、リン酸化されるとタウ蛋白の重合は全て抑性された。また、リン酸化に関してはSer214部位のリン酸化ができない変異型タウは分解が促進した。そして、PSAによる分解プロセスに関して検討したところ、PSAはタウのN末端のみを分解することが示唆された。
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