研究課題/領域番号 |
24591720
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
小原 知之 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20623630)
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研究分担者 |
吉田 大悟 九州大学, 大学院医学研究院, 助教 (10596828)
神庭 重信 九州大学, 大学院医学研究院, 教授 (50195187)
二宮 利治 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30571765)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | うつ病 / 地域一般住民 / 認知症 / 時代的変化 / 危険因子 / ADL障害 / 地域一般高齢者 |
研究成果の概要 |
2012年から2013年にかけて65歳以上の久山町高齢者を対象に、うつ状態とうつ病の悉皆調査を実施した。1,904名が調査を受診し(受診率93.5%)、うつ状態の粗有病率は17.4%、うつ病の粗有病率は3.5%だった。 2005年の断面調査の成績から、うつ状態はADL障害と密接に関連しており、ADL障害が重度になるほどうつ状態の頻度は有意に増加した(傾向性p<0.01)。さらに、うつ状態を認めなかった745名を7年間前向き追跡した結果、うつ状態の累積発症率は12.9%であり、ADL障害はうつ状態発症の有意な危険因子であった(オッズ比2.99)。
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