研究課題/領域番号 |
24591740
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
安野 史彦 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (60373388)
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研究分担者 |
松山 知弘 兵庫医科大学, 先端医学研究所神経再生部門, 教授 (10219529)
田口 明彦 (財)先端医療振興財団, 再生医療研究部, 部長 (10359276)
関山 敦生 大阪市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30403702)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 脳梗塞 / MRI / 拡散テンソル画像 / 免疫炎症反応 / T細胞 / 脳梗塞後うつ病 / うつ病 / MRI / T細胞 |
研究成果の概要 |
脳梗塞後うつ病に対する客観的指標としての白質神経損傷及び免疫炎症反応の影響を検証した。18名の脳梗塞患者と22名の健常者で、MRI-DTIによる白質fractional anisotropy (FA)値および末梢血中リンパ球分画を検討した。患者で両側内包領域にFA値の低下がみられた。半年間でFA値は有意に増大し、その程度が抑うつ症状軽減に関連していた。 脳梗塞患者でregulatory T lymphocytes (Treg) が減少し、その減少が白質FA値減少に関連していた。FA値の低下で示される内包領域の神経構造異常がうつ病に繋がり、Tregの神経修復作用がうつ病改善に寄与すると思われた。
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