研究課題/領域番号 |
24591854
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
上紺屋 憲彦 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (00185985)
|
研究分担者 |
冨士原 将之 兵庫医科大学, 医学部, 非常勤講師 (90388827)
高田 康弘 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (20461048)
土井 啓至 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (50529047)
前田 弘彰 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (00388828)
廣田 省三 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (20181216)
丹羽 康江 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (60648294)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 放射線障害 / 直腸粘膜障害 / 亜鉛 / 抗凝固剤 / 高齢者 |
研究成果の概要 |
動物実験はアスピリン(ASA)を併用し放射線粘膜障害を検討した。肉眼的、組織学評価では、ASA投与による放射線粘膜障害の増悪は認めなかった。組織学的重症率は、炎症の程度、深達度で20mg群が軽症で、抗炎症作用が確認できた。臨床研究は前立腺癌放射線治療で糖尿病合併、抗凝固剤使用での直腸粘膜への影響を検討したが、糖尿病、抗凝固剤の放射線粘膜障害に及ぼす影響は明らかでなかった。本研究は抗凝固剤使用など、放射線治療に対しハイリスクと考えられる患者の放射線治療の安全性確立を目的としたが、基礎臨床研究とも放射線粘膜障害に対し抗凝固剤による増悪は認めず、抗凝固剤の容量によっては抗炎症作用も示唆された。
|