研究課題/領域番号 |
24591855
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 広島国際大学 |
研究代表者 |
笠岡 敏 広島国際大学, 薬学部, 准教授 (90338690)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | BNCT / hyaluronic acid / nanoparticle / tumor / targeting / リポソーム / 細胞透過性ペプチド / ミセル / ヒアルロン酸 |
研究成果の概要 |
ホウ素化合物結合ヒアルロン酸ナノパーティクルの(B-HA-NP)の開発を行った。新規合成したB-HA-NPのホウ素濃度は用いるヒアルロン酸の分子量に依存しており、最大8,050 ppmのホウ素を含有した製剤の調製に成功した。B-HA-NPは37℃血清中においても36 hで95%以上のホウ素の保持効率であり高い安定性を有しており、ヒト繊維芽細胞に対する毒性は50 ppm以下の濃度では見られなかった。京大原子炉における中性子照射によって、BSH溶液や他のリポソーム製剤と比較して、有意に高い抗腫瘍効果が認められ、さらにエレクトロポレーションによる低電圧の印加により、抗腫瘍効果が大きく増強された。
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