研究課題/領域番号 |
24591863
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
寺島 秀夫 筑波大学, 医学医療系, 教授 (10361338)
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研究分担者 |
大河内 信弘 筑波大学, 医学医療系, 教授 (40213673)
只野 惣介 筑波大学, 医学医療系, 講師 (70570688)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 外科総論 / 創傷治癒 / 消化管吻合 / PRP / 線維芽細胞 / Collagen / 血小板 / 成長因子 |
研究成果の概要 |
ヒト多血小板血漿(PRP)が消化管吻合部の創傷治癒を促進するメカニズムの解明を行った.ヒトPRPはヒト大腸線維芽細胞に対して細胞増殖促進効果を発揮するが, その効果は高濃度になると鈍化した(所謂“天井効果”). コラーゲン産生は, 共培養上清中コラーゲンの濃度を増加させたが, 個々の線維芽細胞に対する産生能増強ではなく,細胞増殖の強化に起因していることが示唆された. また, ヒトPRPはコラーゲン産生時期を前倒しできず, その産生をほとんど刺激しなかった.ヒト大腸線維芽細胞に対するヒトPRPの主要効果は細胞増殖促進作用にあり, その結果としてコラーゲン産生量を増加させると考えられた.
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