研究課題/領域番号 |
24591941
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小濱 和貴 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (50322649)
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研究分担者 |
坂井 義治 京都大学, 医学研究科(研究院), 教授 (60273455)
田畑 泰彦 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (50211371)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ドラッグデリバリーシステム / ゼラチン / 徐放剤 / 腹膜播種 |
研究成果の概要 |
本研究は、消化器癌の腹膜播種に対する抗がん剤腹腔内投与における、より効果の高いドラッグデリバリーシステムの開発を主な目的とした。抗がん剤の担体となる徐放剤には、「ゼラチンハイドロゲルマイクロスフィア(微小球状のゼラチン:GM)」を作製、それに抗がん剤シスプラチン(CDDP)を含浸して、腹腔内投与用の抗がん剤徐放剤(GM-CDDP)の最適化を行った。癌の腹膜播種モデルマウスを作製、これにGM-CDDPやフリーのCDDPを投与する動物実験を行い、GM-CDDPが抗腫瘍効果に遜色なく、さらに副作用の軽減が確認された。現在は、投与初期の急な抗がん剤濃度上昇をより抑えられるような剤型の工夫を進めている。
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