研究課題/領域番号 |
24591947
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
古賀 靖大 佐賀大学, 医学部, 講師 (30555090)
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研究分担者 |
中村 淳 佐賀大学, 医学部医学科, 助教 (60404175)
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連携研究者 |
北島 吉彦 佐賀大学, 医学部医学科, 助教 (30234256)
三宅 修輔 佐賀大学, 医学部医学科, 助教 (70726893)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 胃癌 / 腹膜播種 / 低酸素 / リンパ管新生 / エピゲノム |
研究成果の概要 |
本研究では、スキルス胃癌の腹膜播種形成における低酸素誘導因子(HIF-1α)発現の意義について検討した。スキルス胃癌細胞のHIF-1α発現を完全欠失させたkonckdown(ND)株の同所性移植モデルにおいて、KD群の胃腫瘍形成は86.7%と高率であったが、腹水産生および腹膜播種は低率であった。胃腫瘍内のリンパ管の個数・外径および新生血管は少なく、腹腔内接種モデルでは播種結節個数が有意に多かった。これらの結果により、胃癌腹膜播種の形成機序が従来の腹腔内直接散布説ではなく、胃癌原発巣に誘導されるHIF-1α依存的な血管・リンパ管侵襲を介した遠隔転移である可能性が示された。
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